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□特殊能力ってやっぱりカッコイイと思う
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「久しぶりだね…2人共…」
「久しぶりってか2日ぶりだな……直輝」
「…まーちゃんの知り合い?」
状況がイマイチ把握できていない澪。(いつものことだが)
「ああ、初対面だね」
「えぇ、白檀 澪といいます」
「舞咲のお姉さんの白檀 澪さんっていうのは君だったのか。
俺は藍原 直輝(アイハラ ナオキ)。
日番谷さんのクラスメイトだ」
「……??」
「…どうした?姉貴」
「名前しか言ってないのに、どうしてまーちゃんのお姉ちゃんだってわかるの??」
「俺の一族には代々ちょっとした予知能力が受け継がれていてね…少し前に見えたんだ」
「…予知能力って?」
「まあ、簡単にすると…未来がわかる能力のことだ。
直輝には未来が見えんだよ」
「ふぅん…ねぇ、まーちゃん」
「…んだよ?」
「この藍原さんに協力してもらえばいいんじゃないの?」
「……何を??」
「音兎ちゃんのこと」
舞咲と色和は、澪の発言に驚きつつ目を見合わせた。
*