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□心の声ってのは聞こえるヤツには聞こえる
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「……ここは…?」




目覚めると、そこは何もない草原だった。
どうやってここに来たのか、なぜここにいるのか……。
岳斗は草原に一人、立ち尽くしながら考える。




「なんなんだ…ここ」





自分はビルの上で、信頼する仲間達と戦っていたはずだ。

それがナゼ?

どうしてこんな所にいるのだろうか??




岳斗は果てしなく広がる草原で一人、地平線を眺めながら耳を澄ます。















しかし、聞こえるのは風にそよぐ草花の音だけだった。


















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