その他CP

□「――夢を見たんだ……
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目に入ってくるのは白。
白、白、真っ白―――
キングサイズのベッドにテーブルと椅子、バスルーム。
そしてアノ人が好きそうな柔らかいソファー。
僕を幽閉するのは真っ白な部屋。
閉ざされた扉。
此処を自由に出入りできるのはアノ人だけ。
ドン・ミルフィオーレこと、白蘭―――

此処に監禁されて、どれくらいたったのだろう。


―――ウィーン


音をたてて開く扉。
入ってくるのは白い彼。

「おはよう、骸クン。」

いつもの、何者にも侵略を許さない揺るぎのない笑顔。

「…おはよう…ございます。」

「…骸クン?…今!」

驚いた表情の彼。
鉄壁の笑顔に隙ができる。
そうでしょうね。僕が挨拶を返すのは初めてですから。


少しして、彼は話しはじめた。

「昨日は…ゴメンね。昨日僕が君に言ったことは、忘れていいから。」

嘘つき。それならどうしてそんな顔するんですか。
本当はそんなこと微塵も思っていない癖に。




昨日――――
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