ひとりごと


◆鼠猫 


頭がいいだけでも種が見えてしまうし
バカなだけでも奥が無い

では、ちゃらんぽらんにやればいいのかと言えばそれは偽物臭い

納得できる結果は見えないのかも知れないけれど
でも確かにあるのだとは思う

手が届かない所に
見えざる所に
わざと置いてある


もがけばもがくほど遠退いていくもので
真面目に真摯にやればやるほど理解というものが無くなっていく

そもそも物事を了とするのは
はじめからなんとなく解っているものだ

ただの確認だったりする

確認をいくらし続けたところで何かあるわけでもなし

正直者はバカを見るってのは本当だ

不真面目にやっていた方が心にゆとりができることもある


人生は不公平にできているというのは皆解っているけども
確認したくないために解らないふりをする

だから真面目に勤しむ
真面目こそが不公平を公平にしてくれる…
と願っている

それに結果が付くならば良いけども
そうでないときの方が多い

何故ならやはり人生は不公平だからだ

だったら普段不真面目でも変わり無いのかもしれない
むしろいい

結果が伴わなくとも納得できるし
もし成功したら運が良かったということだ

不真面目でいれる人は器用なんだと思う
全てに力を注がないという点では

僕も不真面目になりたい
真面目なんていいこと無い

要は脳みそを余計に使って疲れさせているだけだから

そういった世界から一つ抜けて不真面目になれば
もうちょっとましな人生を送れそうな気がする

努力するなとかではなく
純粋に生きるということ

生まれた時に真面目な奴なんていない
好きな事に没頭して嫌いな事は拒否する


純粋に生きるのは難しいと思うけど
それこそ僕が糞真面目な証拠なんだろうな

2012/03/18(Sun) 18:23

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