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12/31(Fri) 15:47
『憫笑う月』ありがとうございましたぁぁっ!!
朔夜

キャァァァァァ――――――っっ!!(←落ち着け!)
ナニこれナニこれナニこれえぇぇぇっ!!(←だから落ち着け!)

うううう美しいっ!(銀ちゃんが!)
黒いイィィィ―――っ(辰馬が!)

晋ちゃんは…晋ちゃんですね(だいぶヤられてるけど…彼が銀ちゃんに狂ってるのはいつものコト…ですものね(^^;))

でも…仲間まで殺すか!?
「銀ちゃんに色目を使った」ってだけでいちいち殺してたら、戦力が減ってしょうがないだろうし(笑)ニラミを効かせるぐらいで「殺す」まではいかなかったんじゃないか、と…。

現在の彼はともかく、攘夷戦争の頃は、なんだかんだ言ってやっぱり「同志」のことはそこそこ大事にしてたんじゃないかなー…作戦上、「やむを得ない」と判断したら、ある程度の犠牲には目を瞑るとか…そういうことはあったかもしれませんが…(そして、「色目」に留まらず、ちょっかい出しちゃってたら…それは「アウト」だったかもしれませんが(^^;))。

まぁその辺は人によって様々な見方があるのでしょうが、私は何となくそう思うので…それを覆させ、同志殺しをさせるという…そうさせるまでに見事に操作しちゃった辰馬すげエェェっ!…などと思いました。

高杉が銀ちゃんを盲愛していること…そしてその「独占欲」を利用して…!
銀ちゃんはもちろん、ヅラにも…高杉本人にすら気付かせずに…!
種を蒔き、地中深くに根を張り巡らせて。すべてをコントロールしていた、と……。

く…黒いっ!黒過ぎるぅっ!!(←褒めてます(^^;))
『木々の影に紛れ、三日月の形を描いた唇が憫笑っていた……。』のトコ…!
トリハダたちました!マージーで!!


ヅラは…鋭いようで、足りないんですよね…。ってか基本彼は「陽」の気質しか持っていないので、人の暗部や狂気を「可能性として考える」ことや、「推察」することは出来ても、本質的には理解することは出来ないヒトなんだろう、と思います。そこが彼の「限界」なのだろう、と。
「裏」の「裏」まで読むことが出来ても、その「影」を見ることは出来ない…。

晋ちゃんは…人の持つ「闇」の領域を理解出来る性質だとは思います。けれど、複雑そうに見えて根本的には直情的で真っ直ぐな人間…なんだろうなぁ…。今作の場合、まるで「ぼうや」扱いですよね。辰馬にいいように踊らされるマリオネット…。

白辰馬はただの気のいい馬鹿なんですけどね……黒辰馬、恐るべし!!底は…どこにある…??



PC
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12/31(Fri) 15:50
続きです☆
朔夜

そして…銀ちゃんは…。
穢れた大地で、毒を養分にしながらも、そのすべてを浄化して凛と美しく咲く花…という感じでしょうか…?
高杉が汚れ役、辰馬が真っ黒な分、余計に銀ちゃんの清廉さが際立ちます!

孤独の中、拠り所となってくれる手に縋って。
「仲間」だから。
誰に忌み嫌われようが変わらずにいてくれる…そんな「仲間」だから。
疑いもせず、その手に縋って…。
実はその手こそが自分を追い詰めるものだとも知らずに…。

「きっと救われる」と。神の救済を信じて、自ら地獄に飛び込んでゆく、敬虔な信者のようです。
哀しくて愚かで…そして、なんて…美しい…!

素晴らしーっ!素晴らしすぎます!!
ほんとにもぉ…どうしてこんなお話が書けるのかっ!!(←A;「翡翠さま」だから!ですってば…)


「ギャグでもシリアスでも片想いでも狂愛でも何でもアリで!」と、言いました。確かに言いましたよ!
翡翠さまの描く世界は、そのどれでも好きです!それは嘘じゃないです!
けど!
でもやっぱり、こういう、哀しく美しく、どこか浮世離れした…歪んだ狂気を内包した世界…が。
いいなぁ。好きだなぁ…。(←自分にはとても書けない…)

あまりにテンション上がりすぎて、結局飲んじゃいました( ̄▽ ̄;)
「酔っ払って」はいないですけど、「ほろ酔い」です。
まだまっ昼間なのに、いきなり「深夜帯」のコンディション(いろんなことが脈絡なくぽろぽろ思い浮かんで、一番「書ける」状態。だけれども、書いたものの大半が使えない状態)に陥ってます(´∀`;)
オカシなこと書いてたらスミマセン(汗)


超〜私好みの素敵な作品を、ありがとうございましたっ(≧∇≦)
さっそく飾らせていただきますねっ!!
そしてそしてっ…交換でもらっていただくはずのものが…未だ整っていなくて申し訳ありません(/_\;)
来月…じゃないや(なんかもう1月になった気がしてました。今日はまだギリギリ12月だってば…)、再来月ぐらいから、2、3ページずつUPしていければ…と思っております(こま切れ…(;-д-))。

長くなりましたが、最後に。
本年中は本当にお世話になりました。翡翠さまとお付き合いさせていただけたおかげで、「銀魂ライフ」が2倍3倍…いやいや10倍?楽しくなったことは間違いありません!
何卒、来年もよろしくお願いいたしますヾ(=^▽^=)ノ



PC
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01/03(Mon) 23:36
☆朔夜様☆
翡翠

ご感想ありがとうございます!
相互御礼文だとういうのに激しく狂ってる奴等を送り込んでしまいました(汗)それなのにこころよく受け取って頂いて感涙です!朔夜様の心温まるお話集の中で、かーなーり浮くんだろうなと・・・しかも、そんなお話を期待しているであろう朔夜様のファンの方々にとっては正に地雷のようなモノになってしまうんではないかと思いつつ。と、取り扱い注意物件でございます(今更ながら焦ってます)

このお話は最早一種パラレルですかねぇ・・・。何かのはずみで運命の歯車が一つずれてしまった哀しい世界。そんな風に考えて頂けるといいのでしょうか。

第一、ヅラがボケてない(笑)
彼はもう黒辰馬以上に底が見えませんからねぇ・・・。

さて。今回のお話。かなりばっさり省略してしまった部分があるにも関わらず、深く読み取っていただけて嬉しいです!(むしろ、朔夜様の洞察力まかせの部分がほとんどです・・・)

読んで一番違和感感じる方が多いだろうなーと思っていたのが、「高杉の同志殺し」の部分です。
ここは書いていませんでしたが、かーなーりもっさんが暗躍しています。高杉が一線を越してしまったのは高杉の銀ちゃんに対する独占欲、狂気性に気づいたもっさんが煽りまくった結果なんですが、最後の半ページでしかほのめかせなくて(涙)気づいていただけて本っ当に嬉しい&安心しました!

ちなみにもっさんは一切手を下していません。これからも自分が汚れる気はありません。桂に高杉の所業を教えたのも、いつか(全ての下準備が整った、もっさんの都合の良い時に)我慢できなくなった桂が銀ちゃんに告げるであろうことを見越しているからです。

すみません、もう黒辰馬が脳内で暴れまくっています(汗)このお話、高銀の筈・・・なんですが(苦笑)

☆続きます☆

PC
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02/20(Sun) 21:38
☆続きです☆
翡翠

と、いうわけで。このままでは「攘夷高銀希望来たァァッッ」と喜んでいたであろう晋ちゃんがあまりに可哀想なので・・・。
『憫笑う月』、サイドストーリです☆

―・―・―・−

「……チッ………」

高杉の視線の先では井戸で水浴びをしている銀時に向けられている。女とも見まごう程の白い肌……しかし、その胸元にはくっきりと紅い線が浮き上がる。

未だじわりと血が滲む……刀傷。それは心の臓の真上。遠目からでも分かる。鮮明な……不吉に彩られたその紅。

……もしも。もしも……もう少し深かったら―――?

肩を借りながら戻ってきた銀時のその姿を見た瞬間、真夏にも関わらず高杉の背筋は凍りついた―――。

それなのに。
銀時は多少痛そうに顔を顰めるだけで。

―――「この馬鹿がッッ!!」

怒鳴りつけた高杉を不思議そうな顔で眺めて。

―――「こんなの、大した事じゃねーよ?」

怒りに震える高杉に。

―――「ま、ちっとばかし油断しちまったけどさ。……皆、生きて帰れたんだから別にいいじゃねーか」

それ以上の詰問を避けるように。
へらりと笑って背を向けた―――。



……お前は何にも分かっちゃいねェ。
俺が何も知らねェとでも思っているのか。

“白夜叉”と異名を持つお前が。
そんな場所に刃を受けるわけがねェだろうがよ。

お前は……“アイツ”を庇ったんだろう。

お前を……あんな眼で見やがる“アイツ”を―――。


「高杉さん」

背後から呼びかけられたその声に。
胸の内から黒い何かがぞろりと鎌首をもたげる。

「……………なんだ」

「銀時さん、流石ですねえ。あれほどの傷を受けたのに、全然平気なんですね」

あはは……と何の屈託も無いように笑う眼の前の男。

―――コイツの所為で銀時は。

忌々しげに睨み付ける高杉をものともせずに、男は銀時に近づく。自分達よりも幾分か年上であろうその男は、戸惑った表情を浮かべる銀時の髪を拭き始める。

振り払うこともせず、困ったように……それでも男の為すがままの銀時。

無言で踵を返した高杉の視線は黒いもじゃもじゃ頭の長身の男を捉える。何が楽しいのか、いつも無駄に大声で笑っている―――坂本辰馬。

「おお?銀時が怪我をしたと聞いて心配してたんじゃが元気そうじゃな!ん?なんじゃ、あの男は?随分親しげ……というか―――妙な感じじゃのう……」

「俺の知ったこっちゃねェよ」

吐き捨てるように返して立ち去る高杉……しかし、その眼にははっきりと苛立たしげな色が浮かんでいた―――。

―・―・―・−

「困ったモンじゃのう」

戦が膠着状態に陥ったある夜。図面を広げ、作戦を練る最中、辰馬が嘆息するように呟いた。

「今更改めて言うことでもあるまい。……この状況、我等にとっては」

腕を組み、眉を顰める桂。ゲリラ戦を得意とし、かつ軍備に劣る攘夷軍にとって持久戦に持ち込まれるのは出来るだけ避けるべきことだったが、派手な空中からの攻撃に気を取られている隙に巧妙に回り込まれてしまった。

「だが、このままでは互いの戦力を削り合うだけにだ」

眼の前に広がる大軍。正面突破は難しい。かと言って、じりじりと後退しても、背後には険しい山々が連なる。

「最も包囲の薄い箇所を狙って一点集中攻撃で抜けるか……」
「阿呆か。全滅しに行くつもりか。歩兵を抱えた状態で特攻かけたところで意味がねェよ」

桂の提案を高杉は即座に却下する。

「ならばどうする!どちらにせよこのままでは……!」

睨み合う二人。険悪な雰囲気は更に焦りを生む。暫し沈黙が部屋を支配する。

「……機動力を落とさず、かつ一撃必殺の攻撃が出来ればのう……」

「そんな都合の良い話があればとうにやっている」

この戦況においてものんびりとした辰馬の口調に、苛々と返した高杉はふと地図のある一点に眼を止めた。

―――確か。ここには……。

自分達が今回歪な陣を布かざるを得なかったもう一つの要因―――。おそらく、高杉だけが知っているその理由。

刹那。浮かんだ光景。
余りにも非人道的なその光景は……しかし。

「あーっ!もう埒が開かねえ!」

突如それまで部屋の隅に転がっていた銀時が声をあげた。

「俺が行くわ」

一言。その意味するところはつまり―――。

「そんなことを認められるわけがなかろう!!」

「だって、仕方ねえじゃん。正攻法を考えたところでマジで全滅だぜ。ヅラだって本当は分かってんだろ」

「だからと言って―――!」

言い合う二人。
台詞の断片が途切れ途切れに聞こえる。

「誰かが―――」
「囮に―――」

―――「何か――案は――ないかのう――」

背後で辰馬が呟いている。



―――「銀時が――死んでしまうき」



どくん―――。

脳裏に浮かぶ―――例の男。
事あるごとに銀時に触れようとする―――。

無防備に、ただ困ったような顔をするだけの……銀時。

「目立つ俺が行けば少しは―――「俺が行こう」

銀時の言葉に重なるように低い声が響いた。

「高杉!」

驚いたように見開かれる紅の瞳から眼を逸らし、続ける。

「別に死にに行くつもりじゃねェよ……生きて帰るために……銀時、テメェの兵を“少しばかり”貸してくれ」

高杉の闇色の瞳が―――妖しく揺らめいた。

―・―・―・−
☆続きます☆

PC
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02/20(Sun) 22:39
☆続きです☆
翡翠

―・―・―・−

「いやあ、正直もう駄目かと思うたんじゃが、何とかなるもんじゃのう」

陽気に笑う辰馬。

「……………」

結局―――全滅を覚悟した脱出戦は最小限の犠牲を出しただけでほぼ全員が生還した。

高杉率いる決死隊が突入したのは最も陣の厚い箇所。

否。“突入”したのでは無い。

「まるで奇跡じゃ」

突入の寸前。高杉の命を受けて先行した一人の斥候が踏んだ……地雷。

連鎖的な爆発を誘うように設置されたそれらは、一時的な混乱を敵にもたらした。それは、脱出の機会を窺っていた攘夷軍には十分な隙だった。

「あの男には気の毒じゃったが」

……地雷の直撃を受けたその男は骨も残らなかっただろう。

……知っていた。あの場所に足を踏み入れれば生きては帰れないであろうことを。

知っていて。

“あの男”をただ一人、斥候として送り込んだ。

「どうした高杉。顔色が悪いぜよ」

「……何でもねェ」

地雷を爆発させるだけなら他にも手はあった。何も人間を送り込む必要は無い。

俺は―――。

どんなに理屈を並べても、自分が一番良く分かっているのだ。

意図的に。

人を―――殺した。

拭い様の無い罪悪感。
掌がどす黒い血に染まる幻。

この手は―――何のために。

高杉の煩悶も知らぬ隣の男は相変わらずの馬鹿笑いをして。

嗚呼、眩暈がする。

襲い来る吐き気に屈み込んだ高杉の頭上。

「おお?」

不意に何かに気づいたような頓興な声。

「銀時、随分明るくなったと思わんか?」

見下ろしてくる辰馬の顔は陽光に遮られ、視えない。

ただ。降り注ぐ。

「もしかすると……“嫌な事”が無うなったがかもしれんのう」

“嫌な事”……?自分が気づかぬうちに、銀時の笑顔を曇らせる、そんなことがあったのか……?

「銀時はあからさまな好意に弱いからのう……」
「“それ”が実は好意を装ったものでしかなくとも」
「銀時はすっぱりと拒絶することをようせんじゃき……本人も気づかんうちに随分とストレスになっちょったがじゃな、きっと」

……好意……偽り……“銀時には”拒絶できない……。

途切れることのない言の葉。意味を理解する前にばらばらに千切れた欠片が脳髄を侵蝕していく。

「銀時が困っている時は……銀時に出来ねェことがあるのならば……銀時を護るのは―――」

その役目を果たすべき者は―――。

昔から。
ただ一人。
それは自分だけに与えられた使命の筈。


「……銀時が笑ってさえいればええ」


それは根拠の無い“免罪符”。

血に汚れた両手を浄化してくれる“それ”の代償はこれからも訪れる惨劇の主役として血に塗れながら踊り続けること。

味方を。
友を。
師を。

裏切って―――。

それでも。

「銀時の」
「笑顔の」
「ために」

ああ、五月蝿い。誰にものを言っているつもりだ。
んなことはテメーが気にするまでもねェんだよ。

俺だけが。
アイツを。


「―――護れるんじゃろう?」


眩しさに眇められた闇色の瞳に映るは大きな三日月―――ぱっくりと口をあけた無明の空間が手招きをする。

「……………決まってんだろ」

心地よい闇に意識を呑み込まれる寸前―――銀時の笑顔が見えたような気がして……高杉は微笑んだ。

―・―・―・−
あ、あれ?晋ちゃん幸せに・・・なってないですね(笑)ま、いっか♪(良くないって!)

翡翠拝

PC
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