01/07の日記

00:49
木黒
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「おじゃましまーす」
「すみません狭くて…。適当に座っててください。今飲み物持ってきます」
「あー別に気にしなくていいぞー?」
「いえ。えーと…アクエリとポカリがありますけど」

冷蔵庫から出して木吉に見せたのは似たようなスポーツドリンク。両手にそれを持ち黒子は問いかける。

「どちらがいいですか?」
「んー……そこから決めればいんだよな?」
「え?はあ。……あ。別なのが良ければ買ってきますけど」
「いやいい。そうだなあ………じゃあ真ん中」
「え?…真ん中?って……」

両手に持ったペットボトルを交互に見てから黒子は困ったように眉を潜めた。

「……結局どっちなんですか」
「黒子がほしい」
「………は」
「そっから選ぶんだろ?なら、飲みもんじゃなくて黒子、お前がいい」
「っ………」
「ダメか?」
「…センパイのそーゆうとこ、ズルいです」
「顔真っ赤だぞー」
「…………う。」

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