年下の男の子

□6
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「ふわぁぁぁぁぁ」



大きなあくびを1つ

その私に―――



「無防備すぎだよ・・・」



後輩から彼氏になった精市君はため息を1つ



「お、おはよう・・・ございます」

「おはよう、***」



私達は朝食に向かった。

今日は


┌────────────┐
│午前 練習試合      │
│午後 練習試合&ジム   │
└────────────┘


らしい―――

テニスの試合を見るだなんて久しぶりかな?

それはちょっと嬉しいかも・・・

私は朝食をとりながら仕事のシュミレーションをしていた。



「***ってスコアつけ大丈夫だったっけ?」

「義貴・・・私と何年の付き合い?怒るよ・・・」



6年もマネージャーやってたんだからできないわけはない!!

―――たぶんね



「ねぇ、試合の組み合わせは決めてるの?」

「あぁ直人さんがな」



スコアつけするならドリンクとタオルは急がなくちゃね。



「義貴〜、なつみちゃん〜ちょっと先に行ってるね」



そう言い残して立ち上がった私は朝食トレーを持ち上げた。

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