年下の男の子
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「ふわぁぁぁぁぁ」
大きなあくびを1つ
その私に―――
「無防備すぎだよ・・・」
後輩から彼氏になった精市君はため息を1つ
「お、おはよう・・・ございます」
「おはよう、***」
私達は朝食に向かった。
今日は
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│午前 練習試合 │
│午後 練習試合&ジム │
└────────────┘
らしい―――
テニスの試合を見るだなんて久しぶりかな?
それはちょっと嬉しいかも・・・
私は朝食をとりながら仕事のシュミレーションをしていた。
「***ってスコアつけ大丈夫だったっけ?」
「義貴・・・私と何年の付き合い?怒るよ・・・」
6年もマネージャーやってたんだからできないわけはない!!
―――たぶんね
「ねぇ、試合の組み合わせは決めてるの?」
「あぁ直人さんがな」
スコアつけするならドリンクとタオルは急がなくちゃね。
「義貴〜、なつみちゃん〜ちょっと先に行ってるね」
そう言い残して立ち上がった私は朝食トレーを持ち上げた。