ONE PIECE

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ここに到着するまで何が起こるのかとヒヤヒヤしていた私の胸のうちなんて知らないだろうな・・・

何もなく到着して ほっ とした。



「会議室はこちらです。それでは失礼します」

「***」



足早にここを立ち去ろうとした私の腕を掴んで名前を呼ぶ彼に

脳内で危険信号が点滅する・・・

(だ、誰か助けて!!)



一歩また一歩と距離を縮めるドフラミンゴさんと離れようにも

コンパスの差がありすぎて あっ という間に驚くほどの至近距離になっていた。



「あ、あの・・・」

「おもしろい。俺の女になれ」

「・・・え!?」



(オレノ オンナニ ナレ)

復唱すればするほど・・・

理解しがたいおかしな言葉



「え、あの・・・誰かと間違えられてますか?私は海軍の「関係ねェな、俺は***が気に入ったんだ」



ドフラミンゴさんはそう言うと

私の額に唇を近付けた。




********

(な、なんだったの?)

(どうかしたの?)

(え、何でもないです!)

(そう?顔真っ赤だけど・・・熱でもあるの?)

(だ、大丈夫です!!)

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