ONE PIECE
□６
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今まで自分のことを普通だと思っていたけど
私が間違ってるのだろうか？
ここで働くことになってから倒れそうになったことは数知れず
病気じゃなくて目の前で起こる出来事が理解できなくて･･･
今だって、廊下でトラブル発生
（何！？この超人的パワー）
「た、建物が壊れちゃいます」
「壊れたらまた建てればいいじゃねェか？」
「･･･予算でません。ドンキホーテ・ドフラミンゴ様宛で請求書お送りしていいですか？」
「***ちゃんがデートの誘い断るからだろ？」
なぜ彼がちょこっと壁に力を加えただけでここまで形を変えてしまうのだろうか
ここの壁はベニヤ板か？
いやいや、違う･･･
私が力いっぱい叩いても ビクリ ともしないここは鉄筋コンクリートで間違いはない
「***のためならいくらでも払ってやるぜ」
「お言葉ですが･･･私のためを思うなら金輪際！物を壊すことをやめてください」
一向に噛み合わない会話にため息が溢れた。