本当のキモチ
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さっきまであんなに辛いと思ってた学校なのに･･･
今はちっとも辛くない
周助が･･･殴り込みにくる必要はきっとなくなるよ
「オイ、***！今度の土曜の予定は？」
+++にも聞かれたけど･･･
その日は氷帝で何かあるのかな？
“予定がある”と言えば少し残念そうな表情を浮かべる景吾くん
「そうか･･･来週中に+++と俺の家に来い！」
+++と景吾くんの家に？
あっもしかして+++が言ってた？
「黒崎のパーティードレス見立ててやるよ」
「そ、そんなの悪いよ！迷惑かかっちゃう！」
「ア〜ン？何言ってやがる！俺様の同行者なんだから完璧にしてやるよ」
あっ･･･そういうこと？
いけない、いけない！
今日助けてもらったりしてちょっと自惚れてしまうところだった
「あの･･･みんな本当にありがとう！私、帰るね」
「***ちゃんそのままで帰るんか？」
そのまま？
あっ･･･制服ドロドロだった
「大丈夫！転けたことにしておくから」
「そんな豪快に転ける人見たことないＣ〜」
やっぱりウソ臭いかな？
でもいつも身なりを整えていた保健室はもぅ閉まってるだろうし･･･
「旦那の不二が血相かかえて殴り込みに来るんとちゃう？」
「周助？初日にバレたよ。洞察力すごすぎだから･･･みんな今日は助けてくれてありがとう！明日からの嫌がらせも立派に立ち向ってみせる」
そう言って私はみんなが止めるのも聞かず部室を後にした