READY GO!
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優菜と言い争いしていた彼は先日お世話になった幸村精市だった
同じクラスで、隣の席
この妙な縁に何か胸騒ぎがするけど・・・気のせいだよね?
「***!講堂に行くよ」
「あっ、うん」
(もうそんな時間??)
移動のために廊下に並んでいるとポケットの中で携帯が振動した。
そっと確認すると・・・
FROM:不二周助
本文:クラスのみんなビックリしてたよ。今度、***を呼び出して送別会することになったから。
--END--
「周助・・・」
いつも私のことを気に掛けてくれてありがとう
彼の優しい気持ちに私の心はなんだか温かくなった
「フフ・・・彼氏??」
「ゆ、優菜!?彼氏じゃないよ。でもすごく大切で大好きな人」
「・・・会えなくて寂しいね」
そうだね・・・
周助にもだけど、みんなにも会いたいよ
「そういえば・・・***はクラブ何してたの?」
「前は男子テニス部のマネージャーだったよ」
「えっ、そうなの?それじゃ精市と面識は・・・」
「試合や合宿で見かけたことはあるよ。話したことはないけど」
「そうなんだー。立海ではクラブどうするの?」
「クラブは帰宅「男子テニス部マネージャーだよ」
・・・ゆ、幸村くん??