READY GO!

□Last
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「「おいしい〜!!」」



食卓で思わず優菜と私の声が綺麗にハモっていた

乾汁より少しまともな物を・・・って言われてたからヒヤヒヤしてたけど

帰ってみるとおいしいカレーライスが出来ていた



「当たり前だよ。僕が作ったんだからね」

「ありがと。周助の料理上手はお姉さんと一緒だね」



きっと私が作るよりも断然おいしい物が出来上がってると思う・・・



「ちょっと〜私達をムシして自分達の世界に入らないでね」



いけない、いけない

今回の目的は優菜を英二に紹介することだった・・・



「あっえーと、今さらだけどクラスメイトの竹田優菜ちゃん」

「みんなのことは***からよく聞いてます〜」

「ち、ちょっと何を言う気?」

「へぇ〜僕達ってどんな風に紹介されてるのかな?」



(ぎゃぁぁぁ!!!ダメ〜!)



「リョーマくんはファンタ人間、菊丸くんは猫がお友達、不二くんは青学版幸村部長・・・って感じかな?」



優〜菜〜〜!!!

彼女を見るとそれはもう楽しそうな顔を浮かべていて

だめ、みんなの顔が見れない・・・



「「「ふ〜〜ん」」」

「優菜!それは冗談で言ったときのでしょ!!」

「そーだっけ・・・?」



ダメだ・・・優菜ってば完全に楽しんでる



「僕は幸村ほど黒くないつもりだけど?」

「猫も友達だけど・・・人間の友達もいるにゃ!」

「俺もファンタ以外だって飲んでると思うけど??」



そんなに怒らないでよー

それぞれの苦情を受けながら優菜をこっそり睨んでいた



「ぷぷっ・・・でも青学のことを話す***ってば楽しそうで目がキラキラして・・・ちょっと妬けちゃうの」



優菜ってば・・・



「今日は押し掛けてごめんね?***が大好きな青学のみんなに一度会ってみたかったの」

「僕達も竹田さんに会ってみたかったよ。***のメールに登場率が高くてね」



そうだっけ・・・?

無意識だったかもしれない
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