READY GO!
□Last
1ページ/10ページ
「「おいしい〜!!」」
食卓で思わず優菜と私の声が綺麗にハモっていた
乾汁より少しまともな物を・・・って言われてたからヒヤヒヤしてたけど
帰ってみるとおいしいカレーライスが出来ていた
「当たり前だよ。僕が作ったんだからね」
「ありがと。周助の料理上手はお姉さんと一緒だね」
きっと私が作るよりも断然おいしい物が出来上がってると思う・・・
「ちょっと〜私達をムシして自分達の世界に入らないでね」
いけない、いけない
今回の目的は優菜を英二に紹介することだった・・・
「あっえーと、今さらだけどクラスメイトの竹田優菜ちゃん」
「みんなのことは***からよく聞いてます〜」
「ち、ちょっと何を言う気?」
「へぇ〜僕達ってどんな風に紹介されてるのかな?」
(ぎゃぁぁぁ!!!ダメ〜!)
「リョーマくんはファンタ人間、菊丸くんは猫がお友達、不二くんは青学版幸村部長・・・って感じかな?」
優〜菜〜〜!!!
彼女を見るとそれはもう楽しそうな顔を浮かべていて
だめ、みんなの顔が見れない・・・
「「「ふ〜〜ん」」」
「優菜!それは冗談で言ったときのでしょ!!」
「そーだっけ・・・?」
ダメだ・・・優菜ってば完全に楽しんでる
「僕は幸村ほど黒くないつもりだけど?」
「猫も友達だけど・・・人間の友達もいるにゃ!」
「俺もファンタ以外だって飲んでると思うけど??」
そんなに怒らないでよー
それぞれの苦情を受けながら優菜をこっそり睨んでいた
「ぷぷっ・・・でも青学のことを話す***ってば楽しそうで目がキラキラして・・・ちょっと妬けちゃうの」
優菜ってば・・・
「今日は押し掛けてごめんね?***が大好きな青学のみんなに一度会ってみたかったの」
「僕達も竹田さんに会ってみたかったよ。***のメールに登場率が高くてね」
そうだっけ・・・?
無意識だったかもしれない