ONE PIECE

□if・・・会社員編
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「はいっ?」

「主任!!!一生のお願いです!!!!」

「いやいやいや、ありえないから」

「主任、私の一生がかかってますから!」

「ほら見て。まだたんまり仕事残ってR「よし、コレは俺が仕上げてやる。行ってこい、***」

「サ、サッチ・・・どこから!?」

「お願いします!!!!」

「あ〜〜っ!!もう!!どうなっても知らないからね」


今日は厄日か?
星座占いも血液型占いもそろって最下位だったとか?
気乗りしない私と違って嬉しそうな部下にに手を引かれて会社を後にした
(主任の手を引くとか・・・おかしくない!?)


「「「お疲れさまです〜」」」


少し落ち着いた雰囲気の居酒屋に少しホッとして個室の扉を開けばすでに数人が座敷に座っていた
私の顔を見て驚きの表情を浮かべる彼等に苦笑いを浮かべるしかない
なんでも主任である私が参加ならこの場を設ける・・・という話らしい
ここ1週間ずっと言われ続けてた私の身にもなってほしい
(この場を設けないための苦肉の策だったのでしょうけど。サッチめ!)
参加している顔ぶれを見れば営業部の精鋭だと理解できた
そんな彼等との食事会をセッティングできたと喜ぶ彼女達に圧倒された
一番隅の席に座って適当な会話を続けて1時間ほど経ったことを確認して、あとは楽しんで・・・と女子社員に多めにお金を渡して席を立ち上がれば私の腕を掴んだ営業部の有望株で一目置かれているトラファルガーくん


「***主任」

「?えっと、あの・・・?」

「参加するとは思いませんでした」

「えぇ、私も。あの時サッチさえいなければ」

「サッチ常務のおかげか」

「おかげ?」

「******さん、俺、本気で口説いていきますから」


トラファルガーくんはそう言って私の手の甲に口付けを落とした
女子社員達の個室に響き渡る悲鳴が飲んでもいない頭を痛くさせた
(本気で口説く!?はいっ??)

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