新聞部の憂鬱

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朝から跡部景吾に彼女ができたと中等部にとどまらず氷帝全体がすごい騒ぎらしい
それって―――私のこと?
彼女じゃないんですけど・・・


「跡部パワーすごいね」


+++には哀れみの視線を向けられた


「・・・忍足くんもよく似たもんじゃないの?」

「私は元マネージャーだもん。幼稚舎からたから知り合いもたくさんいるけど・・・ほら、***って高校からの外部生でしょ?」


それはたまたま氷帝が家から一番近い高校だったからよ
別に近い学校が他の高校なら氷帝じゃなくてもよかったの


「皇族・・・医者の娘・・・国会議員の娘・・・高校で企業とかいろいろ噂が一人歩きしてるみたいよ」

「ずいぶんとまたそれは・・・」


跡部も否定してよ!
跡部財閥とは比べものにならないくらい一般家庭の私ですから・・・


「まっお似合いだと思うよ」


・・・+++は楽しそうだった
私の理想は年上だもん!
跡部も今は年上の私に興味があるけどそのうち冷めるだろうし・・・
(あ、あれ??)
今・・・少し寂しいと思った?
き、気のせいよ!!


「はぁ〜中学生じゃなくてヨカッタ。呼び出しくらっちゃうよね?」


私は大きな大きなため息をつきながら机に俯せた

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