保健室のお姉さん
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午前中はいつも通りに練習試合
残念ながら基本的なルールしかわからない私
そんな私にもわかる彼等の桁外れなレベル・・・
(入っていけるわけない!)
足手まといにならないようドリンク作りや洗濯に専念していた。
(昨日みたいなことは絶対ダメ)
自分を奮い立たせて洗濯物を干していると・・・
「***先生!お昼ですよ」
わざわざ呼びにきてくれたのは周助君だった。
(あれ?もうそんな時間なんだ)
「ありがとう・・・」
私達は食堂に向かうことにした。
向かう途中―――
「今日は倒れないでくださいね」
念押しされてしまった。
「ハハハ・・・今日は帽子もかぶってるし適度に休憩もとってるし大丈夫よ」
炎天下の中、帽子も休憩なしで働いてたらそりゃ倒れるよね?
マネージャーという業務に必死になりすぎてしまったみたい・・・
気をつけなきゃ
食堂に入るとほとんどの人がそこに集まっていた。
(あら?私達待ちだったかな?)
「ご、ごめんなさい」
そう言って周助君と一緒に空いてる席へとついた。