Prince of Tennis

□if・・・会社員編
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「・・・なんだか、目覚め悪い」


夢の内容は覚えていないとはいえ目を擦れば涙の後が残っていてベッドで思わず呟いた
(目、腫れてないかな)
大きく腕を伸ばして傍にある目覚まし時計を確認すれば・・・


「えっ?・・・う、うそ!!!目覚ましに気付かなかった?」


いつもより1時間も遅い起床に慌てて寝室を飛び出した
洗面所で身支度を整えながら朝食準備も同時進行
・・・とはいってもトーストとケトルのスイッチを入れただけだけど
それでも褒める人がこの空間にいないことが残念なほどのスピード支度に思わず笑いが溢れた
いつもしている支度がほんの数分で出来てしまう事だったなんて・・・


「明日からは30分遅く起きようかな」

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