ONE PIECE
□７
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「今日は大丈夫か？」
「だ、大丈夫だよ！」
ローくん･･･とまではいかないけど うしし と嫌味な表情を浮かべるのはこのハート海賊団の船員さん
キャスケット帽子がトレードマークの彼はシャチというらしい
「それにしても体力ねぇよな」
「むー、今まで無縁だったので」
どうやら船の上にいるということは必要以上に足腰に負担を要するらしい
この船に乗り始めた翌日、足が筋肉痛になりました
（ヒール履いてたからかな？）
さすがに靴のサイズはローくんにもどうしようもできなくって･･･
（ティッシュ詰めて履いてみろって言われたときはベポの部屋に家出するって大騒ぎだったけど）
どうしてもローくんの靴を履きたくない私は靴下２重で履いて過ごす日々
「早く島に着くといいな」
「そうだね」
「たぶん昼には上陸だろ？」
「そうなの？楽しみだなー」
この世界に来て初めての陸地
不安と期待が入り交じった笑顔を彼に見せた
その時―――
「シャチ、頼んでた仕事は？」
「まだ持っていってなかったな。取ってくる」
「操舵室に頼む」
「おぅ」
シャチさんが去ったあと
残ったこの船の副船長･･･ペンギンさんの視線が痛いほど突き刺さった