ONE PIECE

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(あれ、今・・・鶯?)
この世界にもいるのかな?でもこの世界は今、冬なのに?
自分の耳を頼りに キョロキョロ と鳥の居場所を探していると
頭上に重たい筋肉質の腕がのっかかってきた


「重たいよ・・・」

「***は体力ねェからな。おかげで抱き足りねェ」

「へ、変なこと言わないで!!」

「ホントにガキだよな」

「ローくんに言われたくないもん。そういえば・・・今日は船静かだね」

「あぁ、アイツ等は島で女達と宴会してる」


久々の陸地って言ってたもんね
船員さんに女の口説き方のレクチャーをお願いされたり
まぁ船に乗り込んでる女は私1人で―――船長さんの・・・


「何を考えてる?」

「ローくんも・・・もしかしてみんなといたかったかな?って」

「・・・***以外に興味ねェ」


平然と答えをくれるローくんに私の方がうろたえてしまう
(やっぱり大きいローくんは心臓にすごく悪いよ)


「今日で10日だろ?」

「え、・・・気付いてたの?」


思わず距離をとろうとローくんから1歩下がれば手首を強く掴まれた


「***がこの世界に来たのは俺がコレを預けたから」

「えっ、」


そう言って私の耳たぶに触れた

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