ONE PIECE
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食料調達で寄った島
ログは１日で溜まるらしく朝から慌ただしく動き回る船員達
そんな中、私に与えられた役割は特に何もなくて･･･
目的なく船内をうろつく私が見つけたのは工具を持ってどこかに向かうペンギンさんの後ろ姿
思わず後を追っていた―――
外壁点検なのか･･･海水でつなぎの膝下を濡らしながらも船の外周をぐるりと歩くペンギンさんの後ろにそっと続いた
海で遊ぶには最適なこの島の気候
ショートパンツの私は気にすることなく海水に足を突っ込んだ
普段、ローからあまり離れることない私
今日は船員達と同じように慌ただしい彼から少し離れて１人になってみた
日々眺めている海に触れるのはすごく久しぶりで思わず浮足立つ心
「いいね、この島。私ずっとここにいたい〜〜」
「***、俺達は楽しく旅行してるわけじゃない･･･目指す場所は１つ」
「うん―――ごめん、ちょっとはしゃいじゃった」
ペンギンさんの声が心に染み渡る
最近よく思うことは
私がこの船に乗ってていいのかということ
（ローに言えば確実に怒られるだろうけど）