ONE PIECE

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「あ、あの・・・ロー」

「ちっ、仕方ねェか」


あからさまに嫌そうな表情を浮かべながらも能力を発動してくれたローにお礼を言えば額を こつん とこつかれた
去っていくローを見送ってから目の前で気を失っているであろう彼等に視線を向けた・・・


「来ちゃい・・・ましたか?」


目を回して倒れている彼等が目覚めたらまずなんというのか?
そして何からどう説明しようか?
出てくるであろう質問の答えを頭で組み立てる私の側に笑いながら来たベポはきっとローの差し金
彼等を担ぎ上げて船内へと足を進めた



――――――
――――
――



「・・・***・・・だよな?」

「お、お久しぶりです・・・先輩」


先に起きたのは先輩で・・・案の定大きな混乱を起こしていた
(そりゃそうだよね、私だって最初は・・・)
それでも私の話を真剣に聞いて、いつの間にか頼りがいある男性に戻っていた先輩に“さすがです”そう言えば先輩は私の髪に そっ と触れた


「やっと・・・会えたんだ」

「えっ?」

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