時を駆ける少年達

□始まり、そして恐怖
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なんだ、このルール。
突っ込みどころが満載だ。

まず。
最初の方は良いとしよう。
だが途中にある、死亡確認が取れ次第失格?とか言うやつ。
あからさまに危ない雰囲気が漂っている。

それと報酬の、願いを一つって言うのもスケールが大き過ぎると思う。

案の定、ニノや松潤も何か引っかかっているみたいだ。

「これ、何か怪しい匂いがプンプンします。」

「てか死ぬ恐れのあるゲームなんか、こんなに軽々と主催したりするか?」

「うん。それに“報酬”って言うのにも引っかかるんだよね…」

こういう場合って“報酬”って言うより、“賞品”って方が合ってるような気がする。

こんな話をしている俺たちを無視して、お気楽2人組は、まだかな〜なんて言ってる。

警戒心と言うものが無いのか、この人たちは。
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