小説

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二人が眠ってから3時間が過ぎていた

ガサガサとベッドから起きて来たのは琉亜だった

し「琉亜、大丈夫?」

琉「…ダメみたい…だけどちょっと行ってくる」

し「え…!?もう少し休んだ方がいいよ」

琉亜の顔色は悪いままなので心配になった

フラフラとカバンの所に行くとペタッと床にしゃがみ込んで中からオレンジ色のあめ玉を取り出して口の中に入れた

琉「これで4時間は大丈夫だね(笑)」

琉亜はすぐにメールを打ち携帯を閉じた

琉「しずくちゃん、明日葉が起きたら伝えてもらいたいことがあるの……

……ということだから」

し「わかった。時間になる前に戻って来てね」

琉「わかった(笑)
じゃあ、行ってくるね」


琉亜は携帯をいじると…

“スッ”

と消えていなくなった



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