小説

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…ちょっと恥ずかしいけど二人で行く為にはしょうがないか…


携帯を操作しながら…


琉「相羽さん…手を…借りますよ」


雅「手? はい」


2人は恋人繋ぎをして…


琉「あは…は…照れる///」


雅「い、言うなって!!俺まで照れちゃうじゃん///」


2人は顔を赤くしながら、笑い合った


琉「じゃあ、行きますよ。相羽さんは戻りたい場所を強く思って下さい」


“スッ”




琉「相羽さん…テンション上げないように落ち着いて目を開けて下さい…」


彼女がゆっくりとした口調で優しく言ってくれたので落ち着きながら目を開けた


雅「…あ、戻って来た」


俺は回りを見渡して楽屋に戻ってこれていてホッとした


雅「ありがとう(笑)」


琉「……////」


…ヤ、ヤバい!そんな笑顔間近で見たらおかしくなるし....手だって握ったままだよ…


雅「どうしたの?」


琉「……手……」


雅「手!? ああ、ずっと握ったままだったね。ゴメンゴメン(笑)」


俺の手からスッと離れていく時、なんとなく寂しく思えた…何でだろ?


翔「あ!相羽ちゃん!」


雅「翔ちゃん(笑)」


翔「心配したんだよ」


雅「ゴメンね(笑)」




翔「そちらの彼女は?」


雅「僕をここに連れて来てくれたの。えっと〜…名前聞いてなかった!」



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