短編集
□笑い合えればそれでいい
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「うーん…みんなどこ行っちゃったんだろ〜?」
刹那は歌舞伎町をうろうろと歩き回っていた
何故こうなったのか!?
遡ること数時間前―…
「うーん…あれ?高?」
朝、何時もと同じ時間に目覚めると隣にいるはずの高杉がいない
慌てて船を探し回ったら
誰もいない
仕方無く部屋に戻ると置き手紙があることに気付いた
『今日は用事があるから帰れません
7時くらいに白髪頭の奴の家に来いよ』
「白髪頭って…普通に銀の家って言えばいいのに…わかるんだから」
とりあえずそんな遠くへは行ってない事がわかり、安心した
しかし問題はこれから7時までどーしよーという事だ
「せっかくだし、どっかうろついてみようかな」
そして現在にいたる