★過去作品★
□貴方と見た流れ星
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今日、雲雀の家にお泊まりすることになった綱吉はドキドキしている。
雲雀と付き合い始めて、もう半年。
周りからも公認のお付き合いで、綱吉は毎日幸せを噛みしめている。
さっきまで雲雀の家で会話したりしていたが、何だかお互い意識してしまうのか妙にぎこちない。
そんなときに、雲雀が夜の散歩をしようと言い出して、今にいたる。
手は繋がない。
雲雀が先を歩いて、綱吉は2、3歩後ろを歩いている。
「綱吉、今日は流れ星が見えるんだって」
突然、雲雀が口を開いた。
「流れ星、ですか…?」
「そう」
急に立ち止まると、雲雀は小さな公園へ足を向けた。
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