とある狩人の記録

□プロローグ
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自らの命を懸け、山川草木と自在に心通わす者たちがいる。


地を走る獣に、


海原を統べる竜に


技と知恵を頼りに挑み続ける者たちがいる。





何が彼らを駆り立てるのか。


何を彼らは求めているのか。





空は言葉を好まない。


海は詩句では語らない。




知りたくば、ただ武器を取るがいい。





答えはいつも、そこにあるのだから。







さぁ……





「準備はいいか…野郎共っ!!」

「私、女なんですけど……」



「………そこ、茶々入れない…」
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