novel
□勝負?!
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此処は源邸。勘太郎は源に、大事な用があるから、今すぐ来てッ、と言う電話で呼び出された。随分前に勘太郎は源邸に到着し、その後から今までずっと、源と2人で彼の部屋に居るのだか……
「センセーッッ!」
「ん?」
源に呼ばれて勘太郎が源の方を振り向くと……
「呼んだだけ〜〜」
と、源は笑顔で言う。もぅかれこれ1時間以上は此のやり取りが続いている。勘太郎はと言うと、源邸にある民俗学の本をずっと読み続けている。
「そうだ!ねぇ〜〜センセ〜〜、僕とショーブしよ☆」
「は?勝負?」
「うん!センセーが逃げて僕がセンセーを捕まえるの☆制限時間は40分!その間に僕がセンセーを捕まえたら僕の勝ち☆!40分間センセーが僕に捕まらなかったらセンセーの勝ち☆!どぅ??面白そうでしょう??」
「勝ったら何かあるわけ??」
「勿論あるよ!負けた人は勝った人の言うことを1週間聞く!言うなれば〜〜負けた人は勝った人の奴隷☆★!!」
「イヤッッ!!絶〜〜ッッ対に、イ・ヤ・だ!!」
「え〜〜〜〜、せ〜〜ッッかく、もしセンセーが勝ったら、1週間お金でもご飯でも何でも沢山あげよーと思ってたのになぁー。それにセンセー僕に勝つ自信無いのぉ〜〜??」
「う。。えッッ!!?!?…………お金!?ご飯!?沢山!?…………。……ん、まぁ〜源がそんなに?言うなら?勝負?し、してやっても?イィけど?どぅしてもって言うならだけど?」
「うん!どぅしても☆★!!」(やった!センセーがやってくれるんだぁ〜〜☆絶対にセンセーは勝てやしないのにネッ☆)
そしてその後、勘太郎は、源の勝負に乗ったのを後悔するのでした。
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因みに勝負は、源邸で行ったため、勘太郎は何処に逃げたらイィのか分かるはずもなく、必死に走って逃げたが、10分後には捕まってしまった……。
「センセー、つ〜かま〜〜えたッッ☆」
「うわぁ〜〜ッッ!!何でこんな勝負受けちゃったんだよぅ〜〜!!(泣)」
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