きまぐれ小説
□きまぐれ4
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「なぁいいやんか〜」
最近つきまとってくる
関西人……
嫌と思うけど、
関西弁だとかっこよくて
いつの間にか許してしまう
「嫌っつってんじゃん!」
しかし男同士なのだ…
今まさに
告白真っ最中……
「付き合ってもいいやんか〜」
ここでは、男同士で付き合うのも
珍しくはない・・・
なぜって?
全寮男子校なのだから・・・
「いやなの!」
「お前は俺のこときらいなんか?」
「嫌いじゃないけど・・・」
「じゃあいいじゃん♪」
-ちゅ-
「な・・・!なにすんだよ!」
「これで、お前は俺の恋人やで」
「えええ?」
なかば強引に恋人にされたが・・・
嫌ではなかった・・・
しかもそれから一カ月たった今でも
付き合っている・・・
俺はこの人に惚れてしまったんだ