BL館〜オリジナルver〜
□甘甘
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「さようならー」
学校では、八雲とは、ほとんどあわない。
俺は5組で八雲が1組だから…
半年前まで、普通に友達だった。幼稚園から一緒だったけど、あまり接点がなかったが高校になって意気投合して仲良くなり、今に至っている。
告白される前、実は自分の気持ちに少しは気づいていた……
前はいつも八雲のことが頭の片隅にあった…
だけど今は違う…
頭の中全部が八雲のことしか考えられなくなっていた……
「天音〜帰ろうぜ〜」
「うん…」
「今日元気ねえな、大丈夫か?」
「大丈夫だよ」
実は最近八雲とのことがお母さんにばれそうになっている…
あんまり八雲に迷惑かけたくない…
だから今日は、手を繋いで帰るのはよそう…
「天音、手繋がないの?」
「お、俺汗かいてるから」
「別にいいのに…、今日、俺ん家くる?」
八雲は1人暮らし。だからよく遊びに行っている
手繋ぐの我慢したんだから行ってもいいよね…
「うん。行く!」
ーカチャー
「お邪魔しまーす」