野良猫幻想夢【辞書】

【よ】 2件

【妖怪火山 (ようかいかざん)】
『妖怪の山』に在る最古の火山を指す。ずっと昔から活動を停止し噴火する恐れはないので現在は放置されている。活動を停止しているとは言っても熱いので妖精や妖怪が近付くことはない。

今は不知火炎香の住処になっている。そして異変では炎香の能力によって火山も噴火寸前まで活性化した。

尚この場所は幻想夢オリジナルである。


【妖怪の山 (ようかいのやま)】
幻想郷で『山』と言えば通常は『妖怪の山』を指す。多くの古参妖怪や神々が住み人間や他の妖怪達とは異なった独自の文化や社会を築いている。特に天狗や河童は外の世界を模した高度な技術力を持っている。幻想郷にまだ鬼が居た頃天狗を従えた鬼神が築いた社会が基盤となっており妖怪には珍しく組織的な社会となっている。仲間意識が強い反面、排他的で、山に入り込む余所者は追い返そうとする。『木花咲耶姫』に砕かれる前の富士山よりも高かった頃の本来の八ヶ岳であり大昔は荒らぶる火山であった。現在は『妖怪火山』のみが原型を変えずに尚も佇んでいる。詳細は妖怪火山を参照。

百年程前に外の世界の八ヶ岳から石長姫が移り住み不尽の煙が上がるようになったが人間の里ではこの煙は河童の工場の煙と考えられている。また噂話の1つでは山の内部が空洞になっていて夜は明るく必要な物が自動生産される未来化された楽園になっているとも言われている。噂によっては空洞が外の世界に通じているとも言われている。だが全て人間達の妄想なので本当に実在するかは不明である。

山の裏側には『三途の川』へと至る『中有の道』が、山の中腹には『大蝦蟇の池』がある。また妖怪の山から流れ出した川の水が『霧の湖』に注ぎ込んでいる。



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