11/04の日記

00:58
第10話@
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チュン
チュン

ジリリリリ!

バチン!

リュウジ 「くっそ〜…もう朝かよ…」

目覚めの悪い朝だ。面倒臭い学校がまた始まる。そう、長い様で短い夏休みが終わったのだ。

リュウジ 「眠てぇ…」

二度寝してしまいたい欲求と戦いながら、ふとあの日の事を思い出す。あれはなんだったのか…。

家に帰る前にと海で遊んでいたあの時、ナナミが洞窟を発見し4人で入ったハズなのだが…洞窟の奥から何かが聞こえたかと思えば、気が付くと洞窟の外に出ていた。
それだけでも不思議なのだが、もっと不思議な事が起きていた。先程入った洞窟は塞がれており、しかも他の3人は洞窟の事を知らないと言ったのだ。
さっきまで一緒に探検していたにも関わらず、だ。
あれは夢だったのだろうか…あるいは俺達が立ち入ってはならない場所だったのだろうか…?分からないが、考えても答えは出ないだろう。俺は洗面所で顔を洗い、朝飯の支度を始めようと台所に向かったが、既に先客がいた。
ガールボーグの3人が所狭しとバタバタしていたのだ。

ガールボーグと言っても今は人間そのままの姿だ。俺のGFエナジーの影響らしいが、原因不明な為に戻してやることができないでいる…。

リュウジ 「ふぁ〜おはよう。もしかして朝飯作ってくれてんの?」

ヨミ 「あら、おはようリュウジ君。えぇ、料理と言う新たなジャンルを試行中よ」

ヨミが振り返りニコリと笑う。
コマンドガールのヨミが俺を君付けするのは、人間サイズだと俺より背が高い、というだけではない。年齢は聞いた事はないが、見た目は女子高生…いや、女子大生くらいの顔立ちをしているから、恐らく俺より人生の先輩なのは間違いなさそうだからだ。

ナナミ 「おっはよ〜リュウジっ♪」

と言いながら口をモグモグさせてるのはバトルガールのナナミ。…こいつ絶対つまみまくってんな…?
ナナミは俺が初めて遭遇したガチャボーグだ。気のせいか出会った時よりなんかこう…知能が落ちてるような気がする…
元々こういう性格で、無理をしてたのかもしれないな。人間になってから、やたらと食べるようになった。聞く限り惑星メガボーグでは人間ほどエネルギーの補給は必要無く、「食」に対する歴史はないらしい。カルチャーショックを受けるのは仕方がない。
おかしいのはあれだけ食べて太ってない事だ。元から少しぽっちゃりして…いやそれは違う…異様に乳がデカイだけで体型は普通か?



☆コメント☆
[ヨウ] 11-04 22:41 削除
うおお、久々の更新だ!
あれ、なんか文章が本格的になってる……。

[コマンダー] 11-05 02:19 削除
セリフだけで進めるのに限界を感じまして…;
…ヨウさんのは事細かな状況を想像出来るような素晴らしい文面なんですが、自分はセリフのみだったので大分意味不明だったと思うんですよね…

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