12/31の日記
08:52
第10話D
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最初の一口目を食べられた事には少し腹を立てたが、直ぐに考えを切り替えた。コイツには毒味役になってもらおう、と。
ハヤト 「うめっ〜!」
ほうどうやら味は問題なさそうだな、俺も食うか。俺も卵焼きを食べてみた。
リュウジ 「お゛ぇ!?」
急に吐き気が…なんだこの強烈な味は?!何を使った?!
リュウジ 「ハヤト…あとやるよ…全部食え」
ハヤト 「マジで!?」
サンゴ 「ちょっと!ちゃんと食べてあげなさいよ!」
リュウジ 「ごめん俺はまだ死にたくないんだ」
サンゴ 「え?」
こいつがこんなに舌がおかしいとは…正直知らなかった。味は問題無いって言ってたのは本当のようだな…
次だ。ナナミの弁当を手に取る。
リュウジ 「ん?」
サンゴ 「どいしたの?」
軽い。中身入ってんのか?蓋を開けてみる。
リュウジ 「これは…」
箱一杯に生クリームが敷き詰められていた。何故生クリーム?しかも一部無い。恐らくナナミが食べたと容易に想像できる…アイツめ。
切り口を覗いてみると、中はスポンジの層になっていた、これはケーキだったのか…。一口食べてみたが、味は問題無いようだ。
ケーキは後にしよう、最後にキューコの弁当の蓋を開けてみる。
リュウジ 「…おいおい」
中身はご飯がギッシリ…と思いきやハートマークに彩られた具…そこを凝るなよ!
サンゴ 「ハートマーク…」
俺は蓋をそっと閉じた。どうやらあいつ達には根本的なことを叩きこまなきゃいけないらしい。
……………
………
…
昼休みも終わり、午後の授業が始まる。
先生 「さて、早速朝やったテストを返す。赤点は放課後楽しい楽しい補習が待ってるからな」
生徒に緊張が走る。
呼ばれた生徒が次々とテストを受け取りに行った。喜ぶやつも居れば落ち込んでるやつもいた。
俺はと言うと、やはり赤点だった…
ハヤトとサンゴは平均より上…免れている…
ハヤト 「悪ぃなリュウジ♪補習頑張れよ〜♪」
サンゴ 「ごめんね〜、待ってたら先生に怒られちゃうから…放課後がんばってね」
リュウジ 「おう。ま、しゃ〜ないか」
デスボーグから地球を守ってました!…なんて言い訳にならないな。たとえ平和でも勉強しなかっただろうしな…
先生 「ガリ勉、がんばったな98点だ」
ガリ勉 「おっと一問間違えましたか、フッまぁいいでしょう」
余裕をかました台詞を吐き、テストを受け取る。
☆コメント☆
[ヨウ] 01-02 00:59 削除
ハヤトさんぱねぇっす……。
[ヨウ] 01-15 03:37 削除
そして更新しました。
次回はいよいよ威力偵察に入れるかな……?
[コマンダー] 01-19 00:56 削除
遅くなりましたが更新乙です!カズトが手も足も出ないなんて…いやきっと新ボーグの支給が…個人的にゲームで出ればいえばアルナイルが最強なような気がしますね。次点でアクイラかな
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