01/19の日記

01:12
第10話E
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ドヤ顔をしながら席に戻ろうとするガリ勉。しかし背後から意外な台詞が飛び出した。

先生 「次、田中。唯一の100点だ凄いぞ!」

ガリ勉 「…え?」

田中 「おほっ!マジっすか、まぁ当然の結果っすけどね〜」

クラスの生徒がざわつく。なぜなら田中はどちらかと言うと頭は良くない方なのだ。普段のテストなんかは30点程度である。
自慢げにテストを受け取る田中に、ガリ勉がポカンと口を開けて見つめていた。

リュウジ (まさかあの田中が100点とはな…てかあいつ夏休み遊んでるのを度々見たが…分からんもんだな。ん…?あれは…)

……………
………


〜放課後〜

ハヤト 「ほんじゃま、補習頑張れよ〜」

サンゴ 「相馬君、頑張ってね。じゃまた明日ね」

リュウジ 「おぅ、またな」

赤点を免れた二人が教室から出て行った。補習を受ける者は俺含めて4人。
以外に少なかった…みんなちゃんと勉強してたのか…?

………

一方で学校の屋上にただ一人生徒が残っていた。ガリ勉である。彼はぶつぶつと言葉を発しながら遠くを見つめていた。

ガリ勉 「そんなばかな…まさかあのバカな田中に負けるなんて…おかしい!絶対におかしい!夏休み僕はずっと勉強してたんだぞ!」

ガリ勉 「なのになぜ!…は、そうか分かったぞ!何か不正を働いたんだ!カンニングか何か!そうだそうに決まってる!チクショォ!」

ガリ勉はどうしても納得出来ずに勝手な怒りを募らせる。その時、誰もいないはずの場所から謎の声が聞こえた。

デスボーグC 「ほぅ…感じるぞ…お前の負のエナジーを」

ガリ勉 「!?だ、誰だ!誰かいるのか!?今の聞いたのか!?おいふざけるな!出てこい!」

ガリ勉は周りを見回したが、人の気配が感じられない。何より驚いたのは独り言を聞かれた事よりも、見えない"声の主"の喋りが人間の肉声ではない事だ。機械音声に近い何か…。

デスボーグC 「俺には人間の事情など知らん。理解する気も無いしどうでも良い。用があるのはお前の黒い感情エネルギーだ。さぁ…見せてみろ、お前のDFエナジーの潜在能力を」

そう聞こえた瞬間、どこからか一つ目の黒い玉がガリ勉の胸に勢い良く飛んできた。衝撃は無く黒い球体は水に水を垂らした様に溶け込み、消えた。

ガリ勉 「え…?」



☆コメント☆
[ヨウ] 01-20 00:30 削除
今回は対デスボーグ戦かな。デスボーグと戦うのは実に久しぶりだ。

[ヨウ] 03-02 23:29 削除
1000HITおめでとうございます。
それからガチャ再再販もおめでとうございます。

[コマンダー] 03-03 08:46 削除
1000番おめでとうございます!そしてありがとうございます!全く更新していなくて申し訳ないです;
あまりに多忙で更新どころか絵すら描けない状況が続いております(;ω;)
しかしながらヨウさんのSSはもちろん拝見させてもらってます♪ヨウさん的にはミナのパートナーはキラーガールでしたか!個人的にはサイバーガールハイパー…しかしキラーガールも捨て難い!悩むとこです(笑)
再再販、素晴らしいですね!サイン色紙の為にソフト買ってもいい!狙うはA賞!でも売れ切れ…だと…!?

[ヨウ] 03-14 21:14 削除
久しぶりに更新しました。
俺も再再販分は買えずじまい・・・・・・。支払い方法を選んでいる際、買う本数を必要以上の本数に設定してしまったことに気づき、一旦カートの中身をクリアしたら、すでに売り切れていたという・・・・・・。

ミナのパートナーがキラガなのは、過去スレでミナのパートナーはキラガだろうという意見が多かったからなんです。

[ヨウ] 03-25 17:29 削除
そして外伝も執筆開始……。
なかなかきつい展開のお話になりそうです。

[ヨウ] 04-04 00:18 削除
外伝うpしました。

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