恋愛ヴァージン

□戦場
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圭介「あれ?成瀬サン、なにしてんのかな?」


漣「楽譜の読み方を教えてるだけだ」


圭介「近すぎない?」


『ちょっと高遠。教えてもらってるんだから静かにして』


漣「そういうことだ」


圭介「……。えい!」


『ちょっと高遠!?楽譜返しなさい!』


漣「高遠…」


圭介「そんなに成瀬サンとべっとりしなーい」


『わけわかんないし!それ成瀬さんのなんだから!』


漣「別に楽譜を取られるのは構わないが…」


圭介「?」


漣「邪魔されたのは許せないな」


圭介「オレの前でいちゃつこうなんざ百年早いね」


漣「……」


『え、ちょっと2人とも?なんで構えてるの!?ちょっと!?』

















たまに部室は戦場と化します


響(今日もやってるなー)

龍之介(こういうときだけれんれんさんは子どもっぽくなるよね)

(見てないで止めてください…)

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