悲観謳
もうすぐ終る
と
告げられていた
終るはずはない
と
知っていた
その結末は誰が知る
わけでもなく
人知れず進む
進む
私もその中の
一つに過ぎない
やっと
辿り着いた
ここは
ただの
悲観な物語の続きだった
●夢小説●
思うことすら
重りになって
初期機能は
まるで
役に立たない
生きる意味
は
決まっている
幸せ
一番楽な生き方
それでも
生
を
捨てないのは
捨てたところで
報われないのを
知っているから
知ってしまったから
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最終更新日 2010/07/12
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