『]世の訃報』
□#2 Tempesta
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―――――誰よりも優しくて、無駄な血が
流れるのを誰よりも嫌う、
彼が、未来に飛ばされたときに
獄寺が自分の命を軽んじて、軽率な発言を
した時に彼は、沢田綱吉はまるで
自分の事のように怒った、
"ふざけるな!皆で過去に戻って、
馬鹿みたいに笑い合いたいのに獄寺君が
死んだらどうするんだよ!!!!"
獄寺はこの時、一生、何があっても
この人について行くと改めて思い、
この人ならボンゴレ10代目に、自分たちの
上に立つ、ふさわしい人だと、強く、思った。