短編
□ケンカ上等
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私、青学1年みょうじなまえ
ただいま体育館裏で先輩たちにリンチされています
「一体なんのようです?」
「自分がここに呼ばれた理由くらい見当がつくでしょ」
「まぁ…なんとなくは」
「っムカつく、あんたがいるからリョーマ君が私たちの告白をOKしてくれないのよ!!」
またか…
そう、私はリョーマとは幼なじみ
クラスも一瞬の隣の席
よくありがちなパターンだなこりゃ(笑)
私とリョーマは大抵の時間一瞬に過ごしてるから、それを妬んだんだろう
ホントにめんどくさ
「だいたいそれって私のせいじゃなくないですか?」
「なっ」
「ただ単にリョーマが貴女達のこと好きじゃないからお断りしたんだと思うんですが、それを私のせいにされちゃたまったもんじゃありませんよ」
「こんの、1年のくせに生意気なのよ!!!!」
1人の先輩が私に平手を喰らわそうと手を大きく振り下ろした
でも私はなんなく交わし、逆に先輩に飛び膝蹴りをお見舞いしてやった
すっごく軽く蹴ったから大丈夫だろ
「なっ、なにすんのよ!!!!」
「ちょっと、大丈夫?」
「何って飛び膝蹴り」
「〜〜〜〜っ、もう許さない!!!!」
すると先輩が"パチン"と指をならせば何人かの男子生徒が私を囲むように立ちはだかる
「ん〜、まさかの展開だなこれは」
「ちょっとその子に痛い目みせてちょうだい!!!!」
「「「「了解〜」」」」
すると男子生徒一名が私に掴みかかる
これ…私が誰だか知っててやってんの?
はぁ…めんどくさ
私は私に掴みかかった男子生徒の手を掴むと足元を払い、バランスを崩すした男子生徒を思いっきり投げ飛ばしてやった
男子生徒一同唖然
先輩たちも口をポカンと開けていた
「言っときますが、私これでも柔道と空手やってまして〜、黒帯なんですよね」
私が不気味に笑うと先輩と男子生徒の顔が強ばる
「さっきのは軽い運動、まだやるっていうなら相手になりますがどうします?先輩♪」
「おっ、覚えてなさいよ!!!!」
「べぇ〜だ!!」
先輩たち逃亡、それを追いかけるように男子生徒も逃げていった
アッカンベーって…、子供か