短編
□お菓子をくださいな!
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現在の時刻 19時25分
私、なまえ率いる氷帝レギュラー陣は跡部家の前にたたずんでいた
あっ、もちろん跡部はお家の中だからここにはいませんよ!
「にっしし、さてそろそろ乗り込みますかねぇ〜」
「まぢまぢすっげー楽しみだCーっ!!」
「なぁ、本当にこの格好で行かなきゃダメなのか?」
「え?なんで?ガッ君似合ってるよ!」
「そうゆう問題じゃねぇ!!」
ちぇ〜、可愛いのに
ん?あぁ、今のガッ君の様子を説明すると…
猫ちゃんです♪
ジローちゃんはハロウィンとは関係なしの羊さん♪
ちなみに〜、私は魔女!
定番中の定番だからね〜
えっ?なんでこんな格好してるかって?
だって…今日はハロウィン!!
皆様、ハロウィンですよ!
ハロウィン!!
「お前さっきから誰と話してんだよ、激ダサだぜ」
「お〜、リョーは狼か!チョタとおそろだね」
「宍戸さんとお揃いなんて恐縮です!!」
「だぁぁー!!くっつくな、長太郎っ!!」
リョーとチョタは狼男
なんかチョタの尻尾動いてない?
どんな仕掛けなんだろう、うーむ…、まっいっか☆
「なぁ、なまえちゃん?」
「ん?なんだね、おっしー」
「なんで俺は包帯男なん?バンパイアとかもっとカッコエエのがあるやろ?」
包帯ぐるぐる巻きしたへんた…いや、男はおっしー
えー、いいじゃん包帯男
乾みたいで、ぶふっ
私は笑いを堪えながらそれなりの答えをいう
「おっしーの包帯男がかっこいいからに決まってんじゃん」
「!さ、さよか!ははっ、ほな行くか!」
パアッと顔を輝かせビシッと跡部邸を指差した
うん、扱いやすいやつ
ちなみに滝君とひよっしーは家の用事でこられないみたい、せっかく2人ようにバンパイア用意したのになー…。
残念だ
「樺地君、跡部は今何してると思う?」
「…多分、…紅茶を飲んでいると…思います」
「まじか!」
「ウスっ」
私の後ろにいた樺地君に声をかける
ちなみに樺地君はフランケンの格好、うん、よく似合ってるよ。
樺地君の為に生まれてきたみたいだ!
…よし、皆揃ったところで
「いざ、出陣!!」
「「「おぉー!!」」」
私の合図と共に一斉に跡部邸に向かい駆け出した