「……」
「ん?どうしたの?リョーマ」
「…別に」
今、俺んちに居るのは彼女のなまえ
彼女は同じクラスで隣の席
転校してきた彼女を見て恋に落ちた
一目惚れと言うやつだろう
まさか、この俺が人を好きになるなんてね
しかも一目惚れなんて…
俺もまだまだだね
その後、彼女の方から俺に告白してきた
正直びっくりしたけどこれほど嬉しいことはなかった…
でも今の俺は苛立ちを隠せない
なぜなら…
「カルピンはかぁいいねぇvV」
「ほぁら〜」
カルピンがなまえを独占していたからだ
カルピンはなまえの膝の上でゴロゴロと喉を鳴らし甘えている
そんなカルピンにベタ惚れのなまえ
"………ムカつく"
なまえは俺のなのに…
我慢できなくなったリョーマはなまえの膝の上にいたカルピンを抱き上げ
「カルピン下行ってて」
と、カルピンを部屋から出してしまった