キス狂さんへ2

□先生とイケない事を…
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ハァ……ッ…………




薄いピンク色のブラウス

細い腰を強調するスマートなパンツスタイル

挑発するような赤い眼鏡から覗く、色香を含んだ潤んだ瞳







ァ………ど、しよ………まただ………








「シムチャンミン、お前さぁ、なんで頭良いくせに英語だけはこんなんなの?」






英語教科を担当するパクユチョン先生

僕はこの人が好きだ
凄く凄く…大好きだ………


冴えない僕なんかを、
あっという間に人並みに埋もれてしまいそうな僕なんかを

先生はいとも簡単に見つけて微笑んでくれた




初めて逢ったその瞬間に恋をした

その日からどんどん好きになっていった

そして…今の僕は………
先生を見る度に………身体が疼いて…僕のを硬くさせてしまう……


今日も先生の服装が僕には刺激が強すぎて…だから…反応させてしまった……







「シム、じゃあさ、この問題分かる?」





今回のテストも僕は手を付ける事ができず散々だった

そして、呼び出された放課後の教室



呆れた様子も見えたけれど、
それでも僕は先生と2人でいられる事が貴重で、嬉しくて…
それ以上に僕のこのへんな感情が漏れ出してしまわないかと不安で…







「この問題が解けたら、ご褒美をあげるよ?」


「ご褒美……?」


「うん。特別なご褒美をあげる」


「せ、んせ……ッ?!」






不意に近寄り僕の耳元で囁く

その声は大人すぎて、ただそれだけでもゾクゾクとして落ち着かない


ご褒美……
今の僕の頭で連想されるご褒美なんて、あり得ない事ばかりで……

もしかして……だなんて、バカバカしい想像をしてみては掻き消す
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