キス狂さんへ2
□暗い部屋
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「それで…さっきはジェジュンと何話してたの?」
誰からも邪魔されないようにとユチョンヒョンの部屋へと招かれた
ベッドに座る僕とヒョンの間は心地の好い距離感で落ち着くんだ
それは不思議な感覚で。
「最近…誰かが僕のことを見てる気がするんです…。ジェジュンヒョンには笑われました……だけど!!なんか…変なんです。」
「誰かが見てる?あぁ、だからストーカーがどうって話になったんだ」
「ぁの……やっぱり信じて貰えないですよね…ストーカーだなんて…」
僕自信だってなんの確信もない半信半疑状態
だけど・・・
身の回りで使う物とかが無くなったり、気づけばクローゼットの洋服の位置が変わっていたり
四六時中・・・・見張られてるように感じる
勿論それは全てが気のせいなのかもしれない
だけど……
だけど……
「チャンミン、大丈夫?恐いょね…?」
「信じてくれるんですか……?」
「チャンミンが嘘吐かないの俺知ってるもん。」
あぁ、この人に話して良かった……
「ユチョンヒョン…こんな話でも信じてくれるんですね……」
「俺はね、いつだってチャンミンの味方だよ?
いつだって側にいるし、いつだって見守ってたい。」
そっと抱きしめてくれるヒョンは温かくて優しくて
僕は心のそこから感謝した
「チャンミン、お前は俺の側にいれば良いんだよ?」
「ユチョンヒョン……ありがとう…」
ユチョンヒョン・・・あなたみたいなヒョンがいてくれて・・・良かった・・・・・・