スキ狂さんへ2
□そっくり
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「なぁ、お前のその表情見ると誰かに似てるって思うんだよなぁ」
「は?唐突に何なんですか?
そもそも、その表情ってどれですか?明確に述べてくれなきゃ伝わりません。」
「それっ!!
そのマジに訴えてくる時の顔だよ!!
んーと、誰だっけなぁ?」
「……ユチョンじゃないですか?」
「ユチョン……?ぁあっ!!そうそうユチョンだょっ!!ふざけてマジな顔する時のに似てるよっ!!
目が似てんじゃないかなぁ?」
「僕、ユチョンに似てますか…?」
「全然顔似てないのに表情にてるんだもんなぁー。
しっかし、よくユチョンて分かったな!?誰かに言われた事あった?」
「いゃ…なんとなくそうじゃないかって思っただけです。」
本当は嘘なんだ。
なんとなくそう思ったんじゃない
ユチョンに似てるって言われたくて仕草を真似たりしてみていたんだ
こんな事を打ち明けたら
馬鹿げた理由だとヒョン達は腹を抱えて大爆笑するんだろうなぁ。
そんな馬鹿げた理由は一つだけ。