同居人は何様だあ!?

□コスプレ王に我輩はなる!……だよん♪
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俺の名前は、十重 文月。
両親が海外に行ってから、ずっと一人暮らしだったが、いきなりうちに現われた謎の少女、草明 神夜と同居することになった。

食品を買い終えた後、一つの問題点が……。

草明に合う服が一着もない。

俺と草明はアウトレットに向かうことにした。


アウトレットは近くない、だから交通手段はバスだった。

「文月くん、着いたよん♪ この建物すごくおっきいよん♪」

草明は目をキラッキラさせながら、アウトレットを見ている。

「そうだな」

この辺じゃ一番デカい、アウトレットだしな。

あるか、水色のポンチョ。

「二ヒヒッ、楽しみだよん♪」

何を楽しみにしてるか、俺にはわからねぇが、なぜかあんまりいい予感がしねぇ。


数分後。


俺の予感は見事に的中した。


 
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