同居人は何様だあ!?
□コスプレ王に我輩はなる!……だよん♪
1ページ/8ページ
俺の名前は、十重 文月。
両親が海外に行ってから、ずっと一人暮らしだったが、いきなりうちに現われた謎の少女、草明 神夜と同居することになった。
食品を買い終えた後、一つの問題点が……。
草明に合う服が一着もない。
俺と草明はアウトレットに向かうことにした。
アウトレットは近くない、だから交通手段はバスだった。
「文月くん、着いたよん♪ この建物すごくおっきいよん♪」
草明は目をキラッキラさせながら、アウトレットを見ている。
「そうだな」
この辺じゃ一番デカい、アウトレットだしな。
あるか、水色のポンチョ。
「二ヒヒッ、楽しみだよん♪」
何を楽しみにしてるか、俺にはわからねぇが、なぜかあんまりいい予感がしねぇ。
数分後。
俺の予感は見事に的中した。