我詩

□叫び声に祈りを
1ページ/1ページ

訳も分からずにただ水の調べに身をゆだね


息も出来ない鬱の塊の中で必死に叫ぶ


お前に逢う為に此処まで走って来たんだ


体の隅々まで行き渡る自分という闇


今吐き出した物は全部もう一人の自分


ただひとつの希望を胸に叫び声に祈りを


どこまで走っても見えるのはがむしゃらの自分だけ


未来は見えないが今は見える


蹴り飛ばされた夢を胸に叫び声に祈りを


美しい音を抱き締めてここに飛び込んでやれ


叫び声に祈りを

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ