捧物

□you&I…?
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放課後


バイトをしていない私は数人の友達と一緒に街に出掛けて遊ぶ


特に何をするって訳じゃない


プリクラ撮ってマックでポテトを食べながら学校の話、彼氏の自慢等している


その後はカラオケへ行って大騒ぎ


何人かは煙草を吸って部屋を白く濁す


皆同じ銘柄…マールボロメンソール


何故かはわからないけど女の子達のほとんどはこの煙草を吸う


ちなみに私は吸わない


夜の八時にもなると帰宅する


家では母と父、姉が夕御飯を食べていた


母「おかえり遅かったね、ご飯食べる?」


妖「ただいま、せっかく作ってくれたんだし食べるよ」


父「友達と遊ぶのはいいがあまり遅くなるのは感心しないぞ」


好物の豚カツを食べている父が私を見ずに告げる


妖「ごめんなさい」


姉「ご馳走様、じゃあバイト行ってくるね?」


妖「いってらっしゃい」


ごくごく普通の家庭


専業主婦の母と一応常務っていう役職の父と大学生の姉


お金に困るような生活ではなくなんとなく幸せな家庭だと思う


こういうのは嫌いじゃない


私は夕御飯を食べて二階にある自分の部屋に戻った
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