捧物

□you&I…?
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部屋着に着替えコンポの電源入れる


妖「…私が売れないインディーズバンドの歌聴いてるって皆知ったらなんて言うかな?」


流行りの音楽を聴きそれをカラオケで歌うのはある意味自分のステータスになる


本当に歌いたいのはガムシャラで真っ直ぐで未完成な…こんな歌なんだけどな


ベッドに寝転び溜め息ひとつ


妖「なんだか虚しいなぁ…」


愛想笑いって本当に疲れる


無理して笑うって疲れる


でも独りよりはマシ


孤独なんて嫌い


虚しくたって…一般大衆でもいい


独りよりは…いい


―君が〜星〜こそ悲しけり〜♪―


携帯の着うたが鳴る


ちなみにこの歌を知っている友達はいない


メールの相手は美香だった


『明日の三時から合コンやるからいつもの場所に集合♪会費は3000円(^∀^●)b☆』


とりあえず了解の返事を返す


3000円って結構大きいなぁなんて考えながら私は昨日となんら変わりはない今日を終らせる


誰かがここから出してくれれば…なんて夢を想いつつ
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