捧物

□ノンフィクション
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はたしてこの時不安を感じていた者は何人いただろう?


最早俺すらも不安等みじんも感じず…


大正池まで自転車をひたすらこいでた


菜月「そう言えばさぁ…大正池って出るんじゃなかったっけ?」


敏樹「出る出る、ネットでも雑誌にも心霊スポットだって載ってるぞ」


シャララ「え…もしかして人とか死んでるの?」


敏樹「高校生が学祭抜け出してボードに乗って呑んでたらしいけどボードが引っくり返って溺れ死んだらしいぞ」


ナメック「出たなうんちく野郎…」


千晃「敏樹!ウザいから家に帰って死んでいいんだよ?」


絵美「そんなところにダイブするの?皆」


菱田「だから俺泳げないからしないって」


シャララ「私達もしなきゃ駄目なの?」


菜月「水着もなんもないけど…」


新「脱げばいいさ♪」


将人「お前…自分の彼女にそれはないだろ?」


ナメック「野郎供が発情しちゃうよ♪」


絵美「うるさいから」


敏樹「大丈夫!ジャンケンに発情する奴いないから」


絵美「…えぐるぞ?」


そんなこんなで自転車をこぎながら話していたら大正池についた


過去に何人か死んでいる地元でもちょっと有名な心霊スポット


そんな池にダイブしようとする奴ら


死人が出そうな夜でした
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