捧物
□ノンフィクション
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人気が全くしない夜の公園
電灯もまばらで道らしい道も池すらも満足に照らす事は出来ていなかった
9月と言ってもここは北海道
時間は10時を過ぎていた、肌寒い風が俺達の進行を遮る
周りが黒一色で目が慣れるまでしばらく歩く事すらままならなかった
新「っていうか池真っ暗だな」
菜月「すっごい不気味…」
絵美「ん?かずちゃんなにやってるの?」
千晃「あ?あぁ、寒いからさ八輪燃やすんだよ」
ナメック「お前準備良すぎだ」
将人「炭あんの?」
千晃「ぬかりはねぇ」
シャララ「もう目が輝き過ぎ…止まんないね」
敏樹「とりあえず呑んでおくか?」
菱田「酒呑んだ後に泳ぐとか危なくないか?」
将人&ナメック&千晃&新「危険をおかす者が勝利する」
絵美「………」
菱田「………」
敏樹「お前らゲームやりすぎな」
千晃「いや、俺達は一心同体だからさ♪な?」
新&ナメック&将人「…いや?」
菜月「三人供かぶりすぎだよ♪」
千晃「だから一心同体なんだって!!」
将人「お前と一緒にすんなって」
新「俺とまーくんは身も心も契りあった仲だけどな」
菜月「えっ!?嘘…私は?」
将人「気持ち悪いから止めてくれ…っていうか菜月も信じるなよ」
ナメック「二股だぞ、新」
シャララ「バイだったんだ?」
絵美「さりげなく危険な発言はやめようね?」