捧げ物

□真実の気持ち
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アルヴィスの部屋にて。

「アルヴィスって髪きれいだよなぁ。」

「そうか?」

「うん。さらさらして気持ちいい。」
ギンタはアルヴィスの髪を梳いたりしていた。


「何話してんのやろ。なんや入りにくいなぁ。」
扉の外でナナシは入ろうか迷っていた。

「痛っ!」

「どうした、アルヴィス?」

「目にごみが入ったみたいだ。」

「ちょっと見せてみ」
ギンタが覗き込んだ。

「な、何してんのや、ギンタ。わいのアルヴィスから手ぇはなしや!」
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