ケロロ

□ダブルデート
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「先輩〜♪」


「ん?…なんだ貴様。何か用か。」


クルルは庭で武器を磨いているギロロに声を掛けた。だが、ギロロはチラリとクルルを見ただけで、ひたすら武器を磨いていた。


「先輩〜♪明日俺らとダブルデートしましょうよ〜♪」


「はぁ〜!?!?//ば、馬鹿か貴様は!!//」


クルルの申し出に今まで武器に向かっていた顔が真っ赤になって此方を向いた。


「良いじゃないっスか〜♪減るもんじゃ無いですし〜♪クックー♪」


「だ、大体、貴様等は分かるが俺は誰と行けと言うんだ!…は!ま、まさか…な、なつ…///」


「な訳ねぇだろ〜。隊長ですよ隊長。」


「……ケロロと?」


ケロロの事を出されてギロロの顔つきが変わったのをクルルは見逃さなかった。


「な、何故俺がケロロなんかと…//」


「まぁ、良いじゃないっスか、先輩♪ドロロも今、隊長を誘ってると思うんで…クッークックック」


ギロロは前回のケロロとのやりとりから自然とケロロとあまり話せなくなってしまっていた。嫌とかそうゆうものでは無く、ただ単に照れくさくて。


「まぁ、時間帯は後で知らせますんで〜♪」


「お、おいっ!待て!クルル!」


ギロロの制止も聞かずに、クルルは手を振りながらラボへと戻って行った。
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